令和4年度(2022年度)岐阜大学大学院学位记授与式 学长告辞
本日、ここに令和4年度岐阜大学大学院学位记授与式を迎える运びとなりました。学位を取得された皆さん、また今日までご指导顶いた诸先生方に心よりお祝いを申し上げます。诚におめでとうございます。なお连合大学院のうち农学研究科と獣医学研究科は例年通り3月13日に式を挙行しました。本日は连合创薬研究科の构成大学である岐阜市立岐阜薬科大学 学长 原 英彰先生がご列席下さっています。ありがとうございます。
昨年はコロナ祸に加え、ロシアのウクライナ侵攻により、世界は歴史的なダメージを受けました。社会生活の制约や物资?电気代の高腾など大学运営も极めて厳しい状况に直面いたしました。
特にこの3年間はコロナ禍のため講義、実験、実習も课外活动もままならない大学生活であり大学運営でした。そのような状況においても、学生の皆さんはよく勉学に励み、先生方もウィズコロナ、ポストコロナの新しい教育と研究指導を開発するという意気込みで対応して下さったものと思います。今日の学位授与式も本来なら大勢の保護者と在校生に見守られ、合唱をもって送り出して頂くところですが、このような形となっています。改めまして様々な観点から、学生さん方、保護者の皆さん、先生方に最大の敬意を表する次第です。
さて岐阜大学の起源は、1873年の岐阜師範学校に始まり、実に150年の歴史を有しております。そして、2020年4月、岐阜大学は名古屋大学との法人統合を果たし、新たに东海国立大学机构を設立し、本日は3度目の学位授与式となりました。
东海国立大学机构が掲げる「Make New Standards for the Public」というミッションを共有し、その上で「学び、究め、貢献する」という本学の理念のもと、ビジョンを「地域共創、特色ある研究、イノベーション、教育を戦略的に推進し、地域と人類の課題解決に貢献する『地域活性化の中核拠点』となる」と定め、ビジョンを実現するための戦略を策定し、ステークホルダーの皆さんと一緒に新たな時代を切り開くこととなりました。
このような歴史の中で、これまでに多くの秀でた先辈を辈出して参りました。先辈の皆さんは日本国内のみでなく、诸外国の教育机関、公司、行政机関など様々な分野で活跃をしておられます。最近ではグローバル公司や最先端公司のトップ、市长や外国の大学长に就任される方もいらっしゃるようになりました。私ども岐阜大学の学部、大学院が日本国内でも国际的にも良い评価を受けているのは、このような诸先辈の活跃があってのことであります。次の时代での岐阜大学の评価はまさに皆さん自身のこれからの活跃にかかっています。
皆さんは大学院修士课程?博士课程を无事终了されました。その学びの中で、「万物の理(ことわり)」の探求を行うべく、仮説を立て、証明し、恩师や同僚と议论し、物事の考え方など人生のみならず、地球における社会课题の解决や厂辞肠颈别迟测5.0の実现に向けて努力してこられました。
さらに、コロナ祸という苦境を乗り越え、レジリエンスを身につけた経験を生かし、これまで皆さんが蓄えたエネルギーを大いに活用し、前途洋々たる未来に向かって迈进されることと确信しています。
本日は、皆さんに岐阜大学大学院学位记授与式という人生の节目において、2つほどお话しさせて顶きます。
まず第一に、これからの人生において、「梦」を描くことを忘れないでください。それぞれの时代において、10年后の自分のあるべき姿を考えてください。その10年ごとの繰り返しと、どれだけ真剣に自分の将来を考えたかが、ご自分の人生を决めることとなるでしょう。梦の実现に向かって、绵密に计画をたて、実践する事が肝要です。きっと多くの挫折もある事かと思います。しかしながら、そういう努力をするからからこそ、思いもよらぬ幸运や予想外の発见、すなわち「セレンディビティ」との出会いがあることでしょう。セレンディティとの出会いが、より豊かな人生を切り开くことでしょう。「成功する人は梦をかたり、不运な人は愚痴を言います。」それぞれの时代において、自分を见つめる时の参考にしていただけると幸いです。
二つ目です。
5月からはポストコロナとしての新たな时代が始まります。皆様は社会における様々な场でご活跃のことであろうかと思います。どの様な道であれ、社会贡献として本当に役立つ人生を送ることが、この瞬间から始まるという自覚を新たにし、新鲜な気持ちを生涯持ち続けて、如何なる変化にも対応出来る、高度専门职业人としての能力を磨き続けてください。
岐阜県の夸る、関市は700年の歴史を持つ日本刀を含めた刃物の圣地です。
优れた日本刀を作るには、鉄を火に入れ、たたき、伸ばして、风に当て、水に入れ、また火に入れ、たたき、研磨して、そうしてはじめて、しなやかで、辉きを放ち、折れにくく、美しい、日本刀が完成します。まさに、锻錬(たんれん)の后にこそ、优れた日本刀ができます。皆さんも优れた、技术や専门知识のみならず、「総合知」を持った社会人として生涯「锻錬」を忘れずに努力してください。多様な「知」が集い、新たな価値を创出する「知の活力」を生むことです。
先日のワールドベースボールクラシック(奥叠颁)では、激戦の末、我が国は优胜することができ、国民に勇気と希望を与えてくれました。全ての选手が、一打席一打席、一球一球のために、锻錬し、考え、悩み、そして少ないチャンスで活跃できるように精一杯练习を重ねる。それをチームとしてお互いを信じ合うという素晴らしい试合の数々でした。そしてインタビューで出てくる言叶は、みな「感谢」という言叶でした。これからの长い人生、皆さんがどの领域であろうと、少ないチャンスで思う存分活跃できるように、平时から锻錬を重ね、感谢の言叶が语れることが、成功につながる优待券となることでしょう。
最后になりますが、皆さんが元気に活跃される姿を拝见出来ることが私共にとっての喜びであります。そして本学で学んだ叡智とともに志を高く上げ、母校を夸りに思っていただく事、大学院で筑いてこられた人间関係、连携をつなぎグローバルに活跃できる人材になること、さらに机会があれば皆さんと一绪に仕事ができることを心より楽しみにしておりますと申し上げ、学位授与式の告辞とさせて顶きます。
本日は诚におめでとうございました。
2023年3月25日
国立大学法人 东海国立大学机构
岐阜大学长 吉田和弘