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研究?採択情报

马の呼吸器感染症から新种の细菌を発见

岐阜大学出身研究者の名を冠した「Prevotella mikamonis」を提唱

 岐阜大学 糖鎖生命コア研究所 糖鎖分子科学研究センター(兼 高等研究院 微生物遺伝資源保存センター)の林 将大准教授らの研究グループは、JRA競走馬総合研究所、帝塚山大学、国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所および高知大学との共同研究で、日本国内における馬の臨床検体から分離された未知の偏性嫌気性細菌(*1)について详细な解析を行い、细菌种「Prevotella mikamonis (プレボテラ?ミカモニス)」を新たに発见しました。
 本研究では、日本国内において马の呼吸器感染症検体から分离された嫌気性グラム阴性桿菌5株について、形态や生化学的性状および遗伝子情报に基づく详细な解析を行いました。その结果、これらの菌株は既知のPrevotella(*2)細菌とは明確に異なる独立したグループに属することが分かりました。16S rRNA遺伝子やrpoB遗伝子の解析(*3)(*4)に加え、全ゲノムレベルでの比较解析(础狈滨(*5)および诲顿顿贬(*6))においても、既知の细菌とは遗伝子配列の一致度が低く、同一种とは判断できないレベルであることが示され、新种であることが里付けられました。さらに、脂肪酸组成や质量分析による特徴も既知种と区别可能であることが确认されました。これらの结果を踏まえ、本研究グループは、本菌群を新种Prevotella mikamonisとして提唱しました。
 なお、本菌は、岐阜大学出身で嫌気性菌感染症を含む各种微生物感染症研究の発展に大きく贡献した日本の医师?微生物学者である叁鸭广繁(みかもひろしげ)博士にちなんで命名されたものです。本研究は、嫌気性菌の多様性解明や马の感染症理解の进展に寄与する成果です。
 本研究成果は、日本時間2026年4月8日に微生物分類学の分野で権威のある国際学術誌International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology誌のオンライン版で発表されました。

新種の細菌
 

本研究のポイント

  • 马の呼吸器感染症検体から分离された未知の偏性嫌気性细菌5株を解析したところ、新种の细菌を発见しました。
  • 生化学的性状の解析により既知種と異なる特徴が示唆され、続いて16S rRNA遗伝子解析およびrpoB遗伝子解析により、本菌群が既知のPrevotella属细菌とは明确に异なる独立系统であることが明らかとなりました。
  • 全ゲノム解析(ANI?dDDH)においても既知の細菌とは遺伝的な類似性が低く、新種であることが強く支持され、加えて脂肪酸組成およびMALDI-TOF MS(*7)解析により、表现型レベルでも既知种と识别可能な特徴を有することが确认されました。
  • 発见した细菌は、微生物学分野で多くの功绩を残した岐阜大学出身の研究者、叁鸭广繁(みかもひろしげ)博士にちなんで「Prevotella mikamonis (プレボテラ?ミカモニス)」と命名しました。

详しい研究内容について

马の呼吸器感染症から新种の细菌を発见
-岐阜大学出身研究者の名を冠した「Prevotella mikamonis」を提唱-

论文情报

  • 雑誌名:International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology
  • 论文名:Prevotella mikamonis sp. nov., isolated from equine clinical specimens
  • 着 者:Hayashi M, Yonetamari J, Muto Y, Kinoshita Y, Uchida E, Niwa H, Fujiwara N, Nakaya M, Yamagishi Y, Tanaka K.
  • 顿翱滨:

用语解説

  • *1 偏性嫌気性細菌
    酸素の存在下では増殖できない、あるいは増殖が极めて阻害される细菌の総称。动物の口腔内や肠内、土壌?汚泥など、酸素の少ない环境に多く存在する。
  • *2 Prevotella
    嫌気性のグラム阴性菌の一群で、ヒトや动物の口腔内?肠管?呼吸器などに広く分布する。日和见感染の原因菌となることがある。
  • *3 16S rRNA遗伝子解析
    细菌の系统関係を调べるために広く用いられる遗伝子解析手法で、细菌同定の基本となる。
  • *4 rpoB遗伝子解析
    RNAポリメラーゼの一部をコードする遺伝子で、16S rRNAよりも高い分解能で菌種の識別に用いられる。
  • *5 ANI(Average Nucleotide Identity)
    2つのゲノム间の塩基配列の一致度を示す指标で、细菌の种判定に用いられる。一般に95~96%以上で同一种と判断される。
  • *6 dDDH(digital DNA-DNA hybridization)
    ゲノム配列に基づいて顿狈础の类似性を评価する手法で、70%以上で同一种とされる。
  • *7 MALDI-TOF MS
    质量分析を用いて细菌のタンパク质パターンを解析し、迅速に同定する技术。临床検査でも広く利用されている。